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人材育成における褒めることと叱ることについて

人材育成で最も重要な項目の一つである部下をほめることと叱ることとについて説明します。

心理学者エリザベス・ハーロックの実験で、小学生をほめられるグループ、叱られるグループ、放置されるグループに分けた場合、ほめられた小学生が最も良い成績を残しました。

しかし、一方で「賞」を与えれば良いわけではありません。ある実験では報酬をぶら下げるとすぐに効果は出るものの、それをやめた途端、効果が大幅に下がることが明らかになっています。

また叱ることが必ずしも悪いものではありません。自分の意見を否定された社員はいったん士気は下がりますが、どうすれば認められるかを学習し、自分自身の成長に繋がることが分かっています。

賞をあげながら適時適切に叱ることで部下の成長を促すことが望ましいと考えられます。

①ハーロックの実験

 A ほめられるグループ → 良い結果

 B 叱られるグループ → 悪い結果

 A ほめられるグループ → 悪い結果

②叱ることも必要な理由

 叱る→モチベーションが一時的に下がる→反省・分析する→再提出して褒められる  

仕事をしていて部下を叱責しなくてはならないこともあると思います。

しかし叱責すると場合によってはパワハラになってしまう可能性もあります。

弊所の人材育成教育の研修では、叱ることは人間関係の構築においてリスクも考えられることから叱ることを別の角度から教育することによって部下の成長を促せる仕組みをお伝えしております。

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