人材育成に必要不可欠な「心理的安全性」を確保するための4つの方法
部下から本音を聞き出しやすい環境とは「心理的安全性が高い職場」です。
心理的安全性とは、個人がリスクをとる行動を取っても大丈夫だと信じているということを指します。つまり部下が何か新しいことに挑戦しようとする場合に、上司がすぐに目くじら立てて否定的なことを言ってくるなら、それは心理的安全性が低い職場になります。部下はリスクをとる行動をとらなくなり、不満も口にしなくなります。
そこで職場ではリスクをとるようなことをしても怒られない、嫌がられない、と部下たちが信じられるような職場を作ることが大切になってきます。
そのような職場にする為には4つポイントがあります。まずは「話しやすい環境・雰囲気を作る」こと。話しやすくなれば、心理的安全性はどんどん低くなってしまいます。
次に「助け合いの精神を育てる」こと。メンバーがお互いに助け合おうとする精神があると心理的安全性が高まります。そして「挑戦する姿勢を肯定する」ことと、「新奇なものを歓迎する」ことも大切です。
部下が新しいことや何かに挑戦しようとするのを頭ごなしに否定する上司がいると、それだけで心理的安全性は低くなり、部下は萎縮してリスクテイク(危険の可能性を受入れて行動すること)しなくなるだけでなく、不満を言い出しにくくなります。

