人材育成において知っておくべきこと。それは ほめないことは暗黙の叱責と同じ 。
ほめることで部下の仕事に対するモチベーションや責任感が高まっていきます。
しかし、そこで終わりではありません。部下にとって上司からの仕事について定期的な評価は、モチベーションを上げていくうえで必要不可欠の要素となっています。部下が良い企画書を提出したり、営業ノルマを達成したり、新規顧客の開拓に成功したりと、業務上での実績を示した場合、上司からほめられることで、自分自身が必要とされているという認識を感じることができ、それが労いとなり、次の仕事への原動力となります。
ところが、上司の多くは「言わなくても分かるだろう」「今度まとめてほめよう」といった具合に、ほめるという行為をしなくなってしまいます。仕事なのだから頑張るのが当たり前という理論で接しているとしたら、それは大きな間違いだと言えるでしょう。
なぜなら、部下からすると「ほめてもらえない」ということは「上司が自分の仕事に不満を持っている」「自分を嫌いになった」などと「暗黙の叱責」を受けているように感じてネガティブな発想に陥ってしまうからです。言葉にしないと相手には伝わらないので、きちんと言葉にして伝えていきましょう。
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